自己受容。
だれしも1度は聞いた言葉ではないでしょうか?
わたしはこの自己受容を安定的なマインド(マインドフルネスな状態)の基盤となるものだと考えています。
なぜなら、この自己受容が出来ているのと出来ていないのとで、現実世界を動かす私たちの行動スキルが天と地の差で変わってくるからです。
それはどういうことなのか?
それを紐解く前にまず基本的な部分からご説明していきます♪
自己受容とは
自己受容とは、『ありのままの自分を受け入れる』ということ。
どんな状態の自分でも最高だと思える精神状態の事を意味しています。
・容姿
・性格
・学歴
・収入
・資格
・家族構成 など
の外的要因がどんなものであっても、今この世を生きている自分が最高!と思える心を表しています。
また、どんな状況かであっても自分なら大丈夫!きっと出来ると思える心でもあります。
自己受容がなぜマインドの基盤なのか?
それは自己受容が出来ないと自分の本当の気持ちを自分で知ることが出来ないからなのです。
自分の本当の気持ちとは、内なる声や心の声、魂の欲求と言います。(ここでは魂の欲求とします)これは人生の指針となる声です。これを知るためには様々な物事の見方を知る(気づき)が必要です。
よく「自分の好きな事ややりたいことが分からない」と自分が何のために生きているのか分からない事で悩んでいる方がいらっしゃいますが、その方はまさに、魂の欲求を自分自身の心から感じ取ることが出来ていないから悩まれているのです。
この状態で人生を歩んでいる方は、トラブルが続いてしまったり、虚無感にさいなまれたり・・・と常にマインドが落ちた状態が続く現状が現実世界で起こる傾向があります。
せっかくこの世に生まれ、生きているのにも関わらずこのマインドの状態では生きている事が精いっぱいという感覚です。毎日タスクをこなしているだけの状態。
なのでわたしはこういう方々に、まず自己受容を深める事で魂の欲求を自分で知るすべを磨いてもらっています。
自己受容することで可能になる内観力
先の見出しで、自己受容をすることで魂の欲求を知ることが出来ると話しましたが、魂の欲求を知るとには“自分の心を内観する”ということをしなければなりません。
この作業をすることで初めて魂の欲求を正しく言語化することにも繋がります。
・なぜそう思ったのか?
・どうしてそうしたかったのか?
このような普段の生活だけでは観ることのないような、深い心の部分まで浸透してみていく。
これが内観です。
これが出来るようになってこそ魂の欲求と繋がることが出来るのです。
内観して見えてきた魂の欲求を現実世界で体現する
内観をして魂の欲求が見えてきたら、今度はその感覚を現実世界で体現することで、あなたを取り巻く世界はいく様にも変化していきます。
今まで行動を起こすことがなかったような事象については体現することがとても怖く感じるかもしれません。それを、えいやっ!とすることが、あなたの人生を変える第一歩になると言っても過言ではありません。
まとめ
このように現実世界を自分色に動かしていくためには、気づき➩内観➩体現の一連の流れが必ず必要となってきます。
そしてその内観の部分を担うマインドの基盤が自己受容で築き上げられていく。
だからわたしは自己受容はマインドの基盤だとお伝えしています。
マインドを整えようとしているのに
・自分の声が聞こえない(魂の欲求が分からない)
・好き嫌いがわからない(なんでもいいと思っている)
・本当がどうしたかったがない(自分の欲求を制限している)
このようなことで内観することが出来ない場合は、まずは自己受容をしていきましょう。