わたしは、2023年9月ごろからマインドフルネス講師として活動をはじめました。
はじめはマインドフルネスに人生を歩む人々を増やしたい。
※マインドフルネスな人生とは・・・今在る自分を大切にしただそれだけで幸せで在るという事を大切にしていく人生。(過度なストレスのない状態を今自分が持っているモノだけで維持するということ)
そんな思いでスタートしたことがきっかけです。
マインドフルネスの概念や自己受容・自己肯定感のマインドセットを元に、オンラインサロンの運営からスタートしました。
はじめは、自分にこんなことが出来るのだろうか?マインドフルネスなんてまだまだ日本では認知度が低いのにみんなに理解されるのか。はたまた、社会に必要とされるのか不安でした。
でも、そんな中活動していると、本当に少しづつ少しづつ、『マインドフルネスに人生を歩みたい』と思っている方々がわたしの発信や発言を見て、自分の人生をより良いモノにするために耳を傾けてくださるようになりました。
わたしはそれが本当にうれしくてうれしくて、「規模は小さくてもいい。でも、お一人お一人をしっかり見つめてその方に寄り添っていけるマインドフルネス講師として活動したい」とそう感じたことは今でも忘れられない気持ちです。
そんな時、ふとInstagramで「幼少期のトラウマ」についてインスタライブをしたときに、多数の反響のメッセージをいただきました。
「インスタライブ聞いて泣きました」
「わたしもそうでした・・・」
「ずっと親が恐ろしくて・・・」
「幼少期の自分の想いが蘇りました・・・」
そんなメッセージをクライアントの皆さんからいただいたのです。
でも、その時はまだわたしの中でそれをどうにかしたいという気持ちは動きませんでした。
なぜなら、わたしの中に在る『幼少期のトラウマ』の根本的な原因に私自身が向き合っていなかったから。
正確に言うと、少しづつ場面場面では向き合ってきました。
過去のあの出来事、辛かったこと、悲しかったこと。それらに向き合い浄化してきました。(だから今わたしはここに在る)でもその根本的な原因となる部分にはその時にはまだ目を向けていなかったのです。
根本的な原因があることは自覚していたのに、なぜそのトラウマの解消を先延ばしにしていたのかということは、前回のコラムにもあるように、トラウマを解消するタイミングは外側からやってくるという事を知っていたからです。
現に、2回ほど自らトラウマを解消しようと思い、カウンセラーさんにお願いしたことがあります。
ですが、どの方も「トラウマは無理に解消しなくてもいいのですよ。」の一点張りでした。
その時のわたしは「なんでこんなに決心しているのに、トラウマを解消させてくれないんだ!!」っと思っていました。笑 でもその時のわたしは自分で自分のトラウマの扉を無理やりこじ開けようとしていたのですね・・・それは違うと今だから思えます。
受け皿が整っていない状態でそうすると本当に精神が死んでしまうことをわたしの潜在意識は分かっていたのでしょう。だから、そのような現実をわたしに舞い込んでこさせませんでした。
ですが、このインスタライブからのクライアントさんからの反響と思いはその後半年の年月をかけて、わたしの人生に大きなきっかけを与えることになります。
だから、あの時のインスタライブでいただいたメッセージは私にとって大きな大きな宝物なのです。
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