ドイツと言えばおとぎ話に出てきそうな
美しい建造物の街並みが有名ですよね。
街を歩けばそれだけで、おとぎの国へいざなわれたかのような気分に♪
そんな街並みのとあるアパートが我が家になるなんて夢のよう。
ですが・・・・・・忘れることなかれ。
ドイツの家探しは非常に困難なのです;;
ドイツの家探しが困難な理由
それではなぜ、ドイツの家探しが困難なのか・・・
それはドイツの文化と政界情勢が非常に関わってくるのです。
まず、ドイツの文化としてなぜ家探しが困難かと言うと
- 現在の借主が次の借主を探す文化がある
- ↑このことにより不動産屋へ物件が回る前に次の借主が決まってしまうケースが多い
- 家主が借主に直接会わなければ賃貸契約しない文化がある
- 家賃を滞納する人が多いので、賃貸契約に対して家主が慎重
- 文化ではないが、EUなので国と国の行き来が自由なので他国から移住する人も多い
ということ。
そして、この家探しは世界情勢にも大きく影響されます。
その理由は
- (2022年現在)ウクライナ紛争により移民難民を受け入れている
とにかく、ドイツ物件は物件数に対して借りたい人が多すぎるので
家主からすると“借主を選びたい放題”な訳です。
よって、家主の権力は絶大!!!
みなさんこぞって、家を借りたいオファーを出しまくるわけです。
一般的なドイツの家探しの方法
それではまずドイツでの一般的な家探しの方法をお伝えいたします。
ドイツで家探しをするにはまずは
Immo Scout24
への登録が必須です。
こちらのサイトではドイツ各地の物件がタイムリーに更新されています。
ですので、このサイトに希望に合った物件がアップされた瞬間に
オファーメールを送ることからはじめてみてください。
ですが、忘れないでください。
ドイツには『現在の借主が次の借主を探す』文化があります。
このことにより、このサイトに家が表示されていても
もうすでに契約済、もしくは内覧予約がすでに決まっておりその場で契約。
という物件も少なくはありません。
そもそも、実際に会って話さないと契約しないという家主も多いのが実情です。
このサイトはあくまでも物件空き状況の目安としてご使用ください。
ちなみに

①が家主の名前
②をクリックすると
メールを送ることが出来ます
通常はこれだけで家主へアポイントを取ることが出来るのですが、

このようなお知らせが表示された場合は
「Mieter Plus」と言う有料会員にならなければメールを送ることが出来ません。
我が家も初めは無料会員での申し込みをしていましたが
あまりにも大家からの返信が来ないため
有料会員に途中から入ることにしました。
有料会員はこちらのような契約期間が設定されています☟

どのプランで契約しようか
悩みどころではありますが・・・
わたし達は賃貸契約締結までの
目標期間を4ヶ月としていたので
「2Monate」(2か月更新プラン)を選択しました。
実際にドイツで家探しをした経験から
何カ月あれば気に入った物件を見つける事が出来るという確証はなく
本当に家探しは「ご縁」だという印象です。
ですので、あらかじめ賃貸契約締結までの目標期間を決め
それに見合ったプランに加入することをわたしはおすすめします。
渡独せずに日本から遠隔で物件を決める方法

ドイツには『家主が借主に直接会わなければ賃貸契約しない』文化があります。
なぜこのような文化があるのかと言うと
借主が家賃を長期滞納してしまうという社会問題があるからです。
日本で家賃滞納なんてほんとに稀な話ですよね^^;
ですが、ドイツではごく一般的な事柄のようです。
このことから家主は借主に対して、信頼できる相手なのかを
慎重に見極める必要があります。
その打開策として一番容易なのが、
“会ってコミュニケーションをとる”ことなのです。
これだけを聞くと、渡独せずして賃貸契約を締結するなんて・・・無理なんじゃ・・・
っとお思いかもしれませんが、諦めることなかれ。
ここに、我が家が渡独せずに日本から遠隔で賃貸契約まで結びつけた秘訣を記載しておきますので
ぜひ参考にしてみてください!
①家主からの信頼を得ることの出来る書類を集める
まず、実際に会おうが会わないであろうが、
賃貸契約をする上で、家主から信頼される人物であるか否かを
証明することは非常に重要となってきます。
ここでの“信頼”=“滞納せずに毎月家賃を振り込むことが出来る人物であるか”です。
ということから
以下の書類を用意し英語翻訳(可能であればドイツ語翻訳)して用意しておきましょう。
- パスポートコピー
- 滞在ビザコピー
- 赴任証明書 または 就労証明書(給与明細明記)
- 家賃支払元の詳細(会社or借主本人)
家主によってどの必要書類を要求されるかは分かりませんが
これだけのものを用意しておけばだいたいOKです。
②“楽ドイツ”に仲介を依頼する
ドイツ赴任でのアレコレを一手に引き受けてくれる

楽ドイツ
という、赴任に伴うライフサポートをしてくださる会社です。
やり取りはすべて日本語で対応いただける点もすごくありがたく、
どの、先輩駐在者の方に聞いても
口をそろえて「楽ドイツを利用してセットアップを!」
っと言うくらい、ドイツ赴任者からの信頼も厚く
サービスは親切・丁寧・安心♪
そんな楽ドイツさんにぜひ賃貸契約の仲介に入ってもらうことをわたしはおすすめしています。
なぜ、楽ドイツさんに賃貸契約の仲介をしてもらうと良いのか?
それは、仲介してもらうことにより
家主からの信頼度がグンと上がるからです!!!
どういうことかと言うと
・仲介業者を頼むくらい金銭的に余裕のある人物(あるいは会社)であるということ。
・大家の8割ほどはドイツ語しか話せない事が多いので
ドイツ語で通訳してもらうことで、大家も安心して契約へ進める事ができる。
・楽ドイツの担当者さんが希望にあった賃貸物件を紹介してくれるので、検索の時間短縮が出来る。
っという大きな利点があるからです。
実際に楽ドイツさんに仲介をお願いして賃貸契約を結んだ感想は?
っと言うと、予想通りの快適さでした☆彡
楽ドイツさんの基本的にはImmo Scout24を利用しての物件探しをしてくださいますが、
その他にもローカルなドイツサイトでも同じように検索をかけてくださいます。
細かく、希望物件の条件もエクセルシートでアンケートをとってくださるので
こちらの希望する物件としっかりマッチした物件を紹介してくださいます。
楽ドイツさんは基本的に大家や管理業者の方とドイツ語でやり取りをしてくれるので
自らの英語でのオファーよりも断然、
内覧までこぎつけることが出来るスピードがはやいことは間違いありません。
わたしたちも楽ドイツさんから紹介いただいた物件を
Web内覧させてもらった際、仲介として楽ドイツスタッフが通訳してくださったことで、
日本語で質問事項を投げかけることが出来ました。(これ大きなポイントです!!)
結局、個人で50以上もの物件にオファーを投げましたが
すべて空振りで・・・
楽ドイツさんの紹介3件目でめでたく契約締結!!
うん、やっぱり楽ドイツさんに仲介をお願いすることが
日本に居ながら遠隔で賃貸契約までこぎつける秘訣だとわたしは思います。
楽ドイツに仲介をお願いする上での注意点!!
とっても頼りになる楽ドイツさんですが
いくつか仲介をお願いする上で注意しなければならないこともあります。
①仲介手数料は実務を行った時間給
楽ドイツさんには決まった料金設定はありません。
すべて、お客様にたいしてオリジナルのサービス提供をされているので
実務実行時間の時給換算でのお支払いとなります。
ですので、あれもこれもすべてをお願いするのはかなり危険✘
お願いすることは事前に吟味してお願いすることをお勧めします。
途中で「今いくらぐらいの請求金額で稼働いただいてますか?」っと聞いても
とても親切に教えてくださいますし、
先に、予算を提示しておくのもいいかもしれませんね^^
②賃貸契約書に関しては必ず自分たちで翻訳し内容を確認する
当たり前のことですが、契約者は本人or会社となるので
契約書に関してはしっかり自分たちで翻訳し確認するように心がけましょう。
基本、契約書はドイツ語です。
また、契約書には日本では考えられないような気まり事なども
細かく記載があります。
不明な点は楽ドイツさんが仲介に入ってくださっている間に
大家さんに確認しておくととってもスムーズですよ^^
まとめ
このようにして、わたし達は
家主の信頼を得るために必要な書類を準備し
楽ドイツさんに賃貸契約の仲介をおねがいすることで
日本にいながら遠隔でドイツ物件を賃貸契約することができました。
ぜひあなたも、ドイツ物件探しにお困りの際はこの方法を参考に頑張ってみてください!